―2024年は55周年―

ゼロからのスタート

SHINWAグループは、1969年外山自動車として自宅のガレージからスタートしました。看板もない、電話もない。本当に何も無いゼロからのスタートでした。ただ、「機械いじりが好き」という想いだけで創業当時は、スーパーカブから農機具の修理まで、とにかくなんでも仕事を引き受けました。

まったく仕事がない状態から、お客様が1人から2人になり、2人から3人になり、徐々に仕事をもらえるようなり、正式に法人化したのが昭和47年頃。資金を貯めて工場をつくりました。その頃から、整備士として社員も雇い同じ志を持った仲間も増えていきました。

モータリゼーションの到来
当時は、草ラリーと呼ばれる競技が流行していました。モータリゼーションの発達と共に、走りにこだわるチューニングが幕を開けた時代です。時代に合わせてチューニングショップを出し、自分自身もラリーに出場するなどして知識と技術を楽しみながら自然と身についていきました。

それ以降も時代の流れを読み取り、輸入車中古販売の事業も展開。海外からの直接輸入から始まり、ローバーミニのディーラー権を獲得し、数年をかけてルノー、シトロエンなどのディーラー権も次々と獲得していきました。そして、現在の輸入車販売の業務形態に至りました。

時代と共に変わるもの、変わらないもの
常に意識してきたのは、「時代を先読み」すること。時代が求めているもの、お客様に喜ばれるものを追求した結果、SHINWAグループの歴史を築くことができました。その一方、どれだけ時代が変化しても、決して変わらないものがあります。

それは、「車が好き」という想い。この想いこそがすべての原動力でした。

この想いこそがすべての原動力であり、これまで企業が成長できたものでした。これからの自動車業界は厳しい時代を迎えようとしています。車と私たちの関係が変わろうとしている状況で、SHINWAグループにできること、SHINWAグループにしかできないことを展開していきお客様に選ばれ続ける企業として、新たな道を切り開いていきたいと思います。

SHINWAグループ会長　外山　昇

－1969年の日本－東京、名古屋、大阪をつなぐ東名高速道路の全線開通世界中が見守った月面着陸この年に登場した初代フェアレディZ（S30型）