カスタマイズ通信 番外編 BMW 3.0CSi のレストア
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今回久しぶりのカスタマイズ通信は番外編としてBMW 3.0CSのレストアをレポート。
このクルマはこの辺りでは滅多に見ない古いBMW。6シリーズ(今のではなく、初代)より以前にデビューしたラージサイズ2ドアクーペの3.0CSi。インジェクションなので途中でシリーズに追加された「3.0CSi」のようです。
レストア作業の様子
入庫・ボディの状態をチェック
 うっかりして、入庫時の写真を撮り忘れてしまいました(ゴメンナサイ)。
ボディのダメージをよく確認して、エンブレム、各部モールなど外装部品を取り外していきます。こういった古いクルマの場合、入手困難のパーツも多く、モノによっては再利用せざるを得ないときがあるので、慎重に作業を進めていきます。
 このBMWは1970年代(正確な生産年は不明)の3.0CSiで、今回の作業前のボディカラーはゴールドでしたが、オリジナルはライトグリーンメタリック(正式名称は分かりません)だった様です。
 ドアやボディ前端、後端部分、荷室床部分等いたるところでサビがひどく穴が空いた状態でした。
板金作業など
 腐ってしまっている部分のサビを丁寧に取り除き、鉄板を溶接し穴を塞ぎ、パテで凹みなどを修正していきます。
塗装の準備
 塗装前に各部をマスキングします。こういった作業の時のマスキングは新聞紙を利用します。使える物は再利用しないともったいないですから・・・
 ボディ全体をサフェーサー(下地用塗料)で塗装します。
 ボディ下部分にピッチングコート(飛び石等によるボディへのダメージを防ぐ塗料)をかけます(もちろんオリジナルの状態でも同様の処理がされています)。タイヤハウス内も同様の処理をします。
 もちろん見えない(内張りなどで隠れてしまう)部分もしっかり処理します。
塗装の完了
 塗装が完了したら、塗装面の磨き仕上げと各部ガラス、モール等の組み付けです。
レストア完了(拡大画像をご覧いただけます)
完成です!オーナーさんご指定のこの色は当時の純正色だそうです。
こんな古いクルマにこんな鮮やかなボディカラーが設定されていたんですね。
ホイールも塗装したのでピカピカです。
  
BMW 3.0CSi について
ここで少しですが3.0CSiについての解説を。
1971年にそれまでの「2800CS」の後継モデルとしてデビューしたのが「3.0CS」。そして同年秋にBMWとしては始めての電子制御式インジェクションを搭載して登場したのが今回レストアした「3.0CSi」です。キャブレター仕様の3.0CSと区別する為に車名の末尾に“i”が点いているのが特徴です。
エンジン出力は200ps、そして最高速は220km/h以上と、当時としてはかなりの高性能モデルでした。
BMWは後にレースへのホモロゲーション取得を目的に「3.0CS(3.0CSi)」の各部を軽量化するなどのチューニングを施したモデル「3.0CSL」を市場に投入。このクルマをベースに製作されたレース用車両は70年代のレースシーンで活躍しました。
BMW 3.0CSi スペック
| ボディーサイズ |
4660×1670×1370mm |
| ホイールベース |
2625mm |
| 重量 |
1400kg |
| 乗車定員 |
4名 |
| 駆動方式 |
FR |
| エンジン |
水冷直列6気筒 SOHC |
| 排気量 |
2985cc |
| 最高出力 |
200ps/5500rpm |
| 最大トルク |
27.7kg-m/4300rpm |
| 燃料タンク容量 |
70L |
| 最高速度 |
220km/h |
| 0-100km/h 到達時間 |
7.3sec |
| サスペンション(前/後) |
マクファーソン・ストラット/セミ・トレーリングアーム |
| ブレーキ(前/後) |
ディスク/ディスク |
| タイヤサイズ |
195/70VR14 |
詳細はWikipediaをご覧ください(別ウインドーで開きます)。
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(担当:ボディショップ新和 N)
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